リトアニアの聖クリストファー室内合奏団が初めて開催する国際作曲コンクールの本選会がインターネットで生中継される。(2021年10月15日19時:日本時間 2021年10月16日深夜1時)
この作曲コンクールには日本からは會田瑞樹氏がファイナリストに選出されており、弦楽オーケストラのための《群青 -海をこえて-》がこの本選会で世界初演される。
作曲賞の概要としては、対象年齢が18歳から40歳、6分以上10分以内の弦楽オーケストラのための新作(未初演のものに限る)が求められていた。賞金は、第1位が600ユーロ、第2位が400ユーロ、第3位が300ユーロ。
コンクールの審査員は下記の4名。
MINDAUGAS URBAITIS (作曲家)
RAMINTA SERKSNYTE (作曲家)
RASA MURAUSKAITE (音楽評論家)
MODESTAS BARKAUSKAS (楽団芸術監督兼首席指揮者)
本選会(最終審査会)で作品が演奏されるファイナリストは下記の6名。
會田瑞樹 (Japan)
Andrzej Ojczenasz (Poland)
Maciej Balenkowski (Poland)
Andrius Maslekovas (Lithuania)
Nikodem Kluczynski (Poland)
Aleksej Kalinin (Lithuania)
会場はヴィリニュス市庁舎ホール。
中継は聖クリストファー室内合奏団のFacebookページで行われる予定。
【聖クリストファー室内合奏団】
1994年、指揮者ドナトス・カクタス(現/創立名誉指揮者)の呼びかけにより設立。1991年ソビエトからの独立を経たリトアニアにおいて弦楽オーケストラのパイオニア的存在として国内はもとより、多数の海外公演を通してリトアニア音楽、バロック、現代作品に至るまで幅広い演奏活動を継続して行なっている。現在は芸術監督兼首席指揮者にモデスタス・バルカウスカスを迎え、若さ溢れるダイナミックな音楽表現でその音楽性を高めている。
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